シャクナゲの植え替え

シャクナゲの苗床が狭くなってきたので、4〜5号鉢に植え替えしました。2005年の10月、八甲田山シャクナゲの果穗を逆さにしたら茶色の粉が手のひらに落ちました。次の瞬間、突風でほとんど飛ばされてしまいましたが、指の間に残った粉状の種子をちり紙に包んで持ち帰りました。
直播きをして、この春で3年半になります。

生長の良いものでようやく3cmぐらいです。生長の悪いものも可哀想なので全部を移植することにしました。41本、これが全部生長したら大変なことになります。
シャクナゲの一年目は背丈が5mmぐらい、双葉の長さは1.5mmぐらいで、放置すると苔の生長に負けそうでした。苔の一本一本をピンセットで抜き取る作業でした。自然界で生き残る確率はものすごく小さいのでしょうね。(その分、ものすごく沢山の種子を散布する)