二十一世紀シルク

マジックで二十世紀シルクというと、アマチュアマジシャンなら「ああ、あれか」と頷く有名な手品があります。
現象としては、3色のハンカチのうち二枚を結んでテーブルに置きます。もう一枚のハンカチを手の中に丸めて、これに魔法の粉をまぶして、透明にして、二連のハンカチの方に飛ばします。二連のハンカチを取り上げると、何と、間に、飛ばしたハンカチが結ばれているのです。
このような現象を表現するのに、多くのマジシャンがいろいろな手法を開発して演じてきました。二十世紀シルクと言っても、いろいろな手品がありました。
私も、夢見心地で思いついたアイデアを実現させてみました。

見たところ単純な構造のアクリルの平板と台座ですが、台座に苦労があるのです。プラスチックの鏡を、*して、@して、&して・・・・・・・(書きたいところですが・・・、秘密です)と、試行錯誤と工作ミスの連続の後で、ようやくぴったりと出来上がりました。

三枚のシルクを加えて、演技も想定していたとおり出来ることが分かりました。
「やったー!!、二十一世紀シルクの完成だー!!」
と自己満足です。
完成してしまえば、図面通りの寸法で、**の工具類を駆使して、加工していけば短時間で完成ですが、ここまで来るのにずいぶん時間がかかりました。どういう材料が必要か、それが手にはいるのか。加工の方法を考えるに、各工程で、加工の工具がなければ、加工のための工具作りから始める・・、となって、時間が延びていきました。


暇は充分あるし、老化防止にもなろうと続けていますが、不満は金のないことです。
さて、次に何かいいアイデアはないかなー。