ウスバサイシンが咲き始めました

一昨日までは、葉が硬くたたまれていたのです。
ところが今朝見ると、葉が開いて根本に花が開ききっていました。

地味ですが、汚れも傷もない、きれいな花です。
この花は、実を稔らせる初夏まで咲き続けます。従って、スプリングエフェメラルとは呼ばれないのでしょうね?。
しかし今の無垢な花を見ていると、スプリングエフェメラルと呼んであげたい気がします。
スプリングエフェメラル(spring sphemeral)は「春の妖精」と呼ばれていますが、直訳すると「春の短命生物」でしょうか。
 従って、狭義には、ヒメギフチョウカタクリフクジュソウキバナノアマナ等をさし、秋まで葉を枯らさないキクザキイチゲニリンソウ、セリバオウレン、ショウジョウバカマ等々はスプリングエフェメラルではない、と言われたことがあります。
しかし、何も無かった早春に、ぱっと開いて人の心を和ませる生物は全てスプリングエフェメラルと呼んでいいのではないでしょうか。