オリンピックに無関心な人がいてもよかろう

 私はオリンピックには関心がない。何処のチャンネルを廻してもオリンピックの話題、唯一そうでないのがNHKの教育テレビだ。おかげで最近英会話が上手くなった(ような気がする)。
 スピードスケートで0.06秒の差で銅メダルを逃したらしいが,0.06秒に有意の実力差があるかと言えばノーである。たまたま、その時の測定値の差がに0.06秒であっただけである。同じコンディションでもう一度試合をしても同じ結果は得られない。何回か繰り返し競争して、その平均値を取れば実力差を評価できようが、限られた期間内では不可能である。
 オリンピックの記録は確率論では論ぜられないが、測定値にはその信頼性を揺るがす要素が沢山入っていて、0.06秒の差など評価に値しない、全く無意味な差だと思う。無意味な差で銅メダルを受賞した人と、4位にあまんじた人が発生することは理不尽である。科学的評価はできない。ただし、競技をスリルに富んだメロドラマとしてとらえれば面白いのかも知れないが、私にはそのような趣味はない。
 フィギュアーの点は審査員によって評価されるので、計測機器による評価よりもっと大きな偏差要因を持っている。男子フィギュアーではロシアの**が金、日本の高橋が銀かなと思ったが、結果は見ていて何の感動も湧かなかったアメリカの##が金であった。
 結構オリンピックを見ているジャンと言われそうであるが、どのチャンネルを廻してもオリンピックで、否応なしに見させられたのが現状だ。この頃はまだNHKの教育テレビを見ることに気がつかなかった。
 メダルの少なさに、愛国心の欠如を嘆くご老人方がいるとか。こうなるとオリンピックの廃止を唱えたくなる。オリンピックは元々世界平和のために開催されたものではないか。
 どうでも良いから、早くオリンピック終わってくれ!。
                 非国民の戯言です