黒いアオムシ(??)の正体は

蕪や大根の種子を蒔きました。双葉の間から本葉が生長を始めました。しばらく見ていると、オレンジ色の胴体で、黒っぽい羽根の小さな昆虫が沢山飛び回っています。
「こいつらは、ハモグリバエなのかな?」
と、捕まえて調べてみました。
動きが速いし、小さくて、捕まえようとするとつぶれてしまいそうです。そこで手っ取り早い殺虫剤は?、と、ウイスキーに浸してみました。

これがなかなかアルコールに強くて、5分経っても元気にもがいています。
10分経って動かなくなりました。写真は腹を上にした姿ですが、小さくてすみません。(写真をカットしたりフレーミングする技術がありません。ただ撮ったままを載せるだけですので・・・)
図鑑などを数冊当たって、それらしい昆虫名は、カブラハバチらしいことが判りました。幼虫はアオムシ状の黒い虫で、触るとポロッと落ちると書いてありました。
昨年、アブラナ科の植物に付く黒い幼虫は何かと、蝶・蛾の図鑑を探し回りましたが、結局判りませんでした。なぜ、何処にでもいる黒い幼虫が図鑑に載っていないのかと、不思議に思っていたのです。
昨年の疑問と、今日の経験がようやく繋がりました。
幼虫は蜂の仲間だったのです。”アオムシと同じ体型”が頭にあり、”蝶や蛾の仲間”と思い込んでいたのです。
さて、もう死んでしまったと思って、(ウイスキーから取り出して、)乾燥させてからもう一度観察しようと、棚に放置しました。
丸1日経って気がついてみると、なんと動き回っているのです。羽根を震わせて飛び立つばかり。

なんとアルコールに強いこと、ストレートのウイスキーに、10分以上も漬かっていたんですよ。