鳩山さんご苦労さん

民主党政権になって、斬新な政策が次々に打ち出されました。それを実行しようとした努力は高く買いますが、実行可能な政策なのか?、先見の明に欠けていたのではないでしょうか。政権の経験のない政党なので少し甘く見ましょう。(いきなり官僚を排除した手法をとってうまく行くのかな?、とは思いました)
今回の辞任は、鳩山さん曰く、2つの原因らしいですね。
①政治資金の問題
個人的には鳩山さんも小沢さんも限りなく黒に近いと思いますが、ただ私的想像で言っているだけで、客観的な判断材料は持っていません。従って、検察庁の不起訴の判断を、「法令上はそんなものか」と認めざるを得ません。従って、この問題に関して両氏を非難することは私にはできません。
これ以上{無いことを証明せよと迫ること}はプライバシー上も問題があろうと考えます。
普天間の問題
この問題について私は鳩山さんを許すことができないのです。5月末までに決着と言っていきながら、できないことが判ると、体裁だけ5月決着を図った。それには{アメリカと自民党が約束したことを再確認すること}しかなかったわけです。日本国民との約束はどうなってしまったのでしょうか。売国的安易な決着は許せません。私はこの一点だけでも辞任に相当すると思います。
しかし、民主党にはまだまだ期待しています。少なくとも、もう1回は任せてみたい。政権与党となって、出来る政策と不可能な政策も見えてきたでしょう。政権公約を見直して、新たな出発を期待します。