天候が悪い日の運動

また寒さがぶり返し、雪交じりの強風です。
仕方がないので、手品グッズの作成を思い立ちました。
手品の交流会で発表された手品で、気に留めていたのがありました。
四角い筒の中に仕切板が2カ所ある。筒の上から直方体を入れると当然ながら上の仕切板で止まる。しかし、演者がおまじないをかけると、あら不思議!、直方体は上の仕切り板を通過して、下の仕切り板で止まる。演者がもう一度おまじないをかけると、直方体は下の仕切り板も貫通する。
夜な夜な考えて
「おそらく、こういうカラクリだベ」
「よし、ジャー、この考えで作って見るベー」
となりました。
構造は複雑ではないが、スライドして動く構造があるので、寸法を間違えると致命傷になります。緩すぎてもダメ、きつすぎてもダメです。
正式な製図の書き方は勉強していないので、線引きを使ってポンチ絵を作成する。簡単な部品でも、その形と寸法は計算しておかないとすぐ忘れてしまう隙間だらけの頭なのだ。

材料はアクリル樹脂の3mm板、直角を出すために辺は縦フライス盤で旋断することにした。
「いままでこんな精密な作業はやったことがないが、暇なうちにフライス盤の練習をしておこう」
「よし、0.2mmぐらいの精度で削れたぞ!!」

これは、おもちゃのフライス盤ですが、家庭用品の修理にけっこう役立っているので、女房も苦情を言いません。
部品をアクリル樹脂の接着剤で接着して

今のところ寸法も計画どうり順調に出来ているようだ。
でも、どこで勘違いをしているかまだ解らない。
この後は、塗料で色を塗って完成のつもりですが、この後ブログが続かなかったら
「ハハン!!、失敗したな!!」
と、あざ笑って下さい。