東日本大震災(2)

今の家庭製品はほとんどが電気で動くように出来ていて、電気が止まると何も出来なくなります。
我が家は仕事で別れて暮らしていたこともあって、石油ファンヒーター2台、電気を使わない石油ストーブが3台ありましたが、当然石油ファンヒーターは使えません。石油ストーブの1台は娘夫婦が持っていきましたが、暖房と炊事にも使えて大活躍です。
カセットコンロは安全面からの心配もあり、今度は電磁誘導形の電気コンロを買おうかと女房とも話し合っていました。カセットコンロも大変役に立ちました。非常時用に1台は用意しておくべきと思います。もうじきカセットが無くなるので、物置から炭用のコンロを持ち出しました。玄関のコンクリート床の中央に起き、燃えやすい物はかたづけて、昼の食事はこれと石油ストーブです。炭はしばらく持ちそうです。
携帯電話は地震直後にフラッグが1本になっていました。中央集会所で充電できるというので行ったのですが、発電機のガソリンが少なくて1人30分の充電制限でした。これではフラッグが2本に回復しただけです。
「古い電池式充電器があったはずだ」と思い出して探し出しました。しかしこれは携帯電話の差込口と型が違います。また、電源として単4電池が使われていて、私は持っていません。しょうがないので充電器を分解して単2電池で動く充電器を作りましたが、半田付けをしようにも、100vが無くては半田ごてを加熱できません。
カセットバーナーで半田ごての先を加熱して。
冷めないうちに・・・。
「熱ちっち!!!」慣れない作業はけがの元でした。

とにかく電気がこなくては何も出来ません。
15日に電気が回復した時は安堵しました。