シジュウカラの子育て

シジュウカラが庭で巣作りをはじめて、最近では朝のラジオ体操も家の中でやる羽目になりました。

A(右側上の椅子)とB(左側上の椅子)に巣材を運んでいましたが、最終的にAの椅子で卵を産みました。1度だけ穴から覗いて卵1個を確認しました。
一昨日のかんかん照りの日に、雌が穴から顔を出して、5分間ぐらいでしょうか、口を開けて呼吸していました。椅子に直射日光が当たって中の気温がかなり熱くなっていると考えて、遮光用の屋根を掛けることにしました。

シジュウカラの出入りのじゃまをすることなくと思いついたのがこれです。
断熱材の発泡スチロール板の上に、遮光用のベニヤ板を乗せて、南側だけは屋根を張り出しました。これだとシジュウカラの飛翔のじゃまにはならないでしょう
さて効果のほどは?、ですが、Bの椅子に同様な屋根を着けて、Cの椅子はそのままで、中の温度を比べてみました。
薄日が差す条件で、気温は26.0℃の時、Bの内部中央の温度は34.8℃、Cの温度は35.5℃になっていました。遮光の効果は1℃弱でしたが、もっとかんかん照りになったら効果がより大きいことを期待していますが・・・、どうでしょうか。
それにしても、直射日光がよく当たる場所の信楽焼の椅子に巣を作るとは、
”おぬし(=シジュウカラ)、後悔しても知らんぞえ!!”