訳のわからない民主党の内部抗争

首相の不信任案が出された。これに与党民主党内からも{地震復旧の対応が遅い}と言う理由で同調者が現れた。どこがどう遅いのか、具体的な点は何も示されていない。私はこれだけの大地震の後処理を、菅さんは結構真剣にやっていると思うのだが・・・。これは大変な事態だというのでなぜか鳩山前首相がしゃしゃり出てきた。
鳩山さんは「沖縄から米軍基地を移転する」と言っておきながら、辞任する直前には、きびすを返して、アメリカに沖縄米軍基地残留を認めた人だ。首相経験者は引退すべきだとも言っていた人だ(未だに議員にしがみついている)。鳩山さんは大嘘つきの売国奴と言ってもいいような人なのだ。
なぜこのような人が仲介役になりうるのか、民主党の体質は理解できない。
しかも、震災後の復興の道筋が出来た段階で菅首相にやめてもらうなる約束も理解できない。復興を進められない人に、復興の道筋を立てられるわけがない。即刻やめてもらって、新しい首相に復興の道筋をも考えてもらうのが国民にとっても一番良いことであろう。
また、辞めることが決まっている首相に誰が従うのか。辞任の約束は政治の世界にはあってはならないのだ。
さらに、辞任の時期についても解釈が分かれ、鳩山氏は岡田幹事長に「人間は嘘をついてはだめですよ」と言ってたが、開いた口がふさがらない。嘘をつく天才は鳩山氏なのだ。今まで何度大嘘をついてきたことか(鳩山氏は人間でない?)。今回の解釈の不一致も、鳩山氏が護身のために嘘に嘘を重ねてきた結果としか思えない。
要するに、今回の茶番劇は国民不在の民主党内の党内抗争なのだ。震災後の一刻の猶予も許されないこの時期に、なんたる体たらくかと言いたい。
次の選挙では民主党には絶対投票しない。見ていなさいよ!!。