物忘れのパターン

市民センターの祭りの実行委員から、マイクの”変換ジャック”の忘れ物が届いているとの連絡があった。
イヤそんなはずはない、確かに受け取っているはずだが・・・。
と言うことで、家の中のそれらしき場所を探してみるが、やはり出てこない。
そこで当日の記憶を呼び起こしてみた。
ワイヤレスマイクとその電波を受信するレシーバーは私が持ち歩いているもので、レシーバーからの出力を会場の音響装置に繋げて使うのがいつものやり方である。接続機構が違う音響装置の場合には、変換ジャックを介して繋ぐのだ。
直前の調整で、会場の音響装置には変換ジャックが必要でなかったので、すぐに担当者から返してもらい、レシーバーを入れてきたビニール袋に戻し、控え室のバッグにしまった。このことははっきり覚えている。
祭りが終わって、レシーバーを取りにビニール袋を持って音響装置のテーブルまで行った、この事もはっきり覚えている。
担当者は少し離れたところにいたので、呼びに行った。この時に
”変換ジャックを入れたビニール袋をテーブルに置いた”のであろうか・・、このことは全く記憶にない。
レシーバーはむき出しのまま控え室に持ち帰ったのであろうか?。
レシーバーをむき出しのままバックに放り込んだ。このことははっきり覚えている。


忘れないようにと事前に返してもらったものを、また現場まで戻して忘れてくるとは!!、なんとも情け無いことだ、と落胆しました。
このような例は最近もう1つある。
マジックウォンド(マジシャン以外にはただの棒であるが)は後の演技で使わないので忘れないうちにしまっておこう、と、この記憶は確かにあるのだ。ところが、家に帰って整理すると、どこからも出てこないのだ。これも、ひょっとすると今回と同じようなパターンなのかも知れない。