偏屈じじいの電話

昨日の朝です。
タマを動物病院に連れて行く途中です。
国道457号線の道路脇で、2箇所でタヌキが交通事故でした。そこは山裾の小さな農家集落、よくタヌキや猫が交通事故に遭います。
その先の、広瀬川に架かる橋の街灯が点灯しています。1年以上前から昼間でも点灯し続け、気になっていましたが、誰も連絡していないようです。大きな街灯が6基です。電気代は一般家庭の何件分に相当するのでしょうか。
帰ってから、電話帳で近くの国道管理所を調べ電話しました。
「もしもし、国道457号線の大沢橋の街灯の件ですが」
女性が応対した。
「1年以上も前から、昼間でも街灯が付きっぱなしで、電気代がもったいないと思いますが」
対応の女性は
「今担当の者もいませし、街灯のことでしたら、管轄が仙台市になっていますので、そちらに電話して下さい」
国道の電灯の管理が仙台市とはビックリしたが、女性の対応にもかちんと来て
「こちらは善意で電話してるんです。めんどくさいことを言うのなら電話はしません」
「解りました、こちらから担当の部署に連絡しますので、状況を教えて下さい」
(街灯とタヌキの死亡事故を報告。地理音痴の女性に、場所を説明するのに苦労する。)
「解りました。では、結果が出たら報告しますので、あなた様のお名前と電話番号を知らせて下さい」
「これが解決したからと言って、私が損したり得したりすることはないですから、報告は不要です」


3時間後に現場を通り過ぎたら、タヌキは道路の血糊もなくきれいに取り払われ、街灯も消灯されていた。

最近、偏屈じじいが益々度を増してきているようだ。


今朝から、朝のラジオ体操は庭に戻した。窮屈な室内と違ってのびのびと清々しく体操をすることができた。