いよいよ阿部ヒットラーが牙を現した

戦争を、「侵略のための戦争だ」と言って始める首長は何処にもいない。自国の安全安心を保証するため、近隣諸国の貧しい人を救うためなどと、大義名分をかざして始められるものだ。自衛のためには、いち早く敵をやっつけてしまうことが最善で、これを戦争というのだ。
第2次世界大戦だって、日本が各国からエネルギーの供給を断たれそうになって、言い換えれば”自衛のために”始めた戦争だ。
今回の件でも、石油のシーレーンの確保のためには自衛隊が出動できるようになるらしい。第2次大戦の大義名分と同じではないか。
憲法解釈を変えるというが、憲法はあらゆるケースを想定してまでは書かれていない。だから、単純明快に解釈し、個々のケースはそれを基本にして判断するのが正しい。戦争は放棄すると書いてあるではないか。自衛のための戦争はしてもいいなどとどこにも書いてない。強大な軍事力をバックに経済活動を推進したい。そのためには憲法解釈を無理やり変更させたい。というのが本音だろうが、これはやってはいけないことだ。
こんなことがまかり通れば、気に食わないやつは法令を勝手に解釈しなおして社会から葬り去ることが可能になる。どこかの国では盛んにおこなわれているようだが、やってはいけないのだ。
行政府はただでも強力な権限を持っている。行政が法律を自分の都合のいいように勝手に解釈して暴走しない最後の歯止めが憲法と言われている。その憲法を行政が勝手に解釈できるようになる・・・、これを独裁という。
阿部首相は独裁者の道を歩み始めた。極めて危険人物だ。


と、私は考えるのだが。