ヘチマは北へ向かう(その2)
6月3日に、グリーンカーテン用のヘチマのツル全部が、北へ向かって伸びだした、と書きました。
本当かどうか気になっていたので、使わなかったヘチマの種子20個余りを、空いた畑にまいて観察することにしました。
ツルの成長はまちまちですが、長さ20㎝ぐらいまでは真上に成長しようとします。それ以上になると自立できなくなって倒れて成長するようです。
その方向を、現時点で、南・北・直立の3つに振り分けると、
南に向かうもの 3株
北へ向かうもの 7株
直立したまま 6株。
でした。数字からは北へ向かう株が多いような気がします。北へ向かう株ははっきりと北に向かっていますが、南に向かう株は方向がバラバラで、方向性はないようです。
この結果ですが、風の影響なども考えないとわかりません。仙台は、最近は強い風は吹きませんがどちらかといえば東南の風が多いきがします。
実験の個体数も少なくて、これくらいしかわかりませんでしたが、畑の使用の都合もあってこれで終了です。
グリーンカーテンのヘチマですが、強引にツルを水平に這わしたい時があります。でもツルは上空に成長したいので、結果として変に波打ったような見栄えの悪いツルになります。
そこで、アルミの針金をスパイラルに巻いて、ツルを中に通し、ツルの成長とともにスパイラルを回転させて前に進めるようにしました。
大成功です。