庭のインベーダー樹木たち

今年の春は足の神経痛や腰痛などで庭の作業が遅れ、雑草が大繁殖を始めた。それらをようやく除去したと思ったら、今度は、その種子たちが一斉に芽を出してきた。


草取りの楽しみの一つは、見知らぬ双葉を発見した時、やがて本葉を開いて何者かが判ってくる時である。今までに庭で判明したインベーダー達を、(樹木に限って)気が付くまま数えてみると、20種類を超えていた。
昨年の春発見した双葉は、おそらく楓の仲間だろうと推定したが、その後忘れていた。
幸いなことに、女房の何回かの雑草取りの難からも逃れて、本葉を出していた。
エンコウカエデだった。さっそく鉢に移して、暫く観察することにした。

私の住む団地は奥羽山脈のすそ野を削って造られている。インベーダー樹木たちの多くはその山から少なくとも300m以上を飛翔してやってくる。
一番多いのはアカマツ、次いで多いのが、なぜかモミである。そのうちの1本は、鉢に植えられて1mぐらいに成長し、孫のクリスマスツリーになっているのだが、木にとって幸いかどうかはわからない。
その次に多いのがアカシデ、アオダモ、ヤマナラシ、と、種子が風で飛んでくる樹木が多い。

(アカシデの写真ですが、構図が悪くてすみません)