つまらない話ですが・・・

宮城県県議会選挙の投票立会人をしてきました。
1か月ぐらい前でしょうか、玄関で「ピーン、ポーン」のチャイムです。
ドアを開けると町内会長がいて、いきなり
「今度の県議選の立会人をやってください」
とのこと。
実は10年以上前に、私が町内会長をやっていた時にも選挙の立会人の割り当てがありまして、ほかにやってくれる人がいなくて、私がやったことがありますが、私語は禁止で、椅子に座って、じっと投票風景を監視しているだけの、退屈この上ない一日でした。そこで、金輪際、選挙の立会人は引き受けないぞ!、と決めていたのです。
なのに!、開口一番に町内会長から切り出されると、断る理由が出てこなくて、引き受ける羽目になってしまいました。
昨日がその選挙の当日でした。
とにかく退屈です。椅子に座って、私語厳禁で、ひたすら会場を見渡すだけです。時計を見ても開始からまで30分しかたっていません。

(ここから先は、読んでも何の足しにもなりません。別のブログをお読みください)

投票者を見ていると、投票用紙に記入した後で、用紙を縦に1回折って投票箱に投函する人、横に1回折って投函する人、折らないで投函する人、が、あることが分りました。
どうせ時間を持て余しているのだ、この数を調べてみようかと相成りました。
3時間余りで調べた結果は
(1)投票用紙を折らずに投函した人の数   102名
(2)投票用紙を縦折にして投函       180名
(3)投票用紙を横折にして投函       280名
と、大体1対2対3の割合になりました。
私の場合を考えてみると、横折にしていたのです。
ではなぜ折るのかと言えば、私の場合は人に見られたくないからだと思います。
他の人もそうでしょうか?。観察をしていると、記名した後、そのテーブルの上で下半分を上に折り返してたたんでから、投票箱に向かう人が多いようです。全体の約半数がこのたたみ方です。
では、縦折の人は?、記入後、テーブルの上でたたむ人もいますが、テーブルから投票箱に移動する途中で、縦にたたむ人が半数近くです。投票箱に入れ易くするためにたたんでいるのでしょうか??。中年過ぎのご婦人に多いような気がしました。
折らずにそのまま投函する人は、若い男性と、中年以上の男性が多かったのです。投票箱の口は、投票用紙を折らずとも投函できる大きさです。私が心配していたのは、何を書いたか第三者が読み取れるかですが、私の位置からは全く何が書いてあるかは解読できませんでした。(もっとも私は白内障が進行していますが…)
この結果を踏まえて、私は、次の選挙からは、投票用紙は折らずにそのまま投函することにしました。

こんなことを考えながら、選挙立会人の退屈な時間の大半を過ごすことができました。
でも、まだ1時間あまり残っていました。
では、残り時間の過ごし方は?、
”今度立会人を頼まれた時の、断りの文句を予め考えておこう”
案が、現れては消え、現れては消え、最後に残ったのは
”私は、長年腰痛で悩まされ続けていて、長時間椅子に座りっぱなしの仕事は無理です。この前の選挙でも大変つらい思いをしました”
(今回は腰痛は起こりませんでしたが、本当なんですよ、本当なんだってば!!)。