三年寝たろう花も終わりに近づきました

東北地方のヒガンバナも終わりです。最後に写真に、と思って撮ってみました。

よく見てみると、ヒガンバナって不思議な花ですね。
一つの茎にツボミは5個ついていましたが、全部咲いてから見ると、これで1つの花ですね。全部の花の雄しべが一体のパラボラアンテナを形成して、全体が一つの花に見えます。
同じ仲間のナツズイセンキツネノカミソリは、それぞれのツボミがそれぞれ一つの花を形成して個性を主張していますが、ヒガンバナの花は集団で一つの花を主張しているようです。
それにヒガンバナは、毎年球根の数の1/3ぐらいしか花芽を出さないですよね、私は「三年寝たろう花」なんて呼んでいますが。