ヒメメダカの繁殖

昨年の秋のことです。ヒメメダカの水槽で孵化した稚魚が見られましたが、数時間もすると見つからなくなってしまいました。そんな日が何日も続きました。恐らく孵化した稚魚は親に食べられてしまったのだろうと、水槽の水草を直径30cmぐらいの受け皿に移して廊下に置きました。暫くすると、ウジャウジャと稚魚が発生してきました。ざっと数えて数百はいたでしょうか。
しかし水深2cm足らずの受け皿でしたので、強い西日を浴びて水温が一気に上昇し、気が付いたときには1/3ぐらいになってしまいました。急激に温度が上昇しないように、普通の水槽に移して廊下に置きました。
冬場に入って、廊下の寒暖の差に耐えられなかったのでしょうか、小さい方から1〜3匹/日ぐらいの割合で死んでしまいました。室内入れてヒーターで温度コントロールすればよかったかもしれませんが、試練の一つとして廊下に置きっぱなしにしておいたのです。春先になって約40匹が生き残りました。親のメダカは外に出しっぱなしでしたが半分の7匹が生きていました。
親と子供を一緒にして軒下のスイレン鉢に移しました。

今年は早めに稚魚を採取して、大きくしてから冬の寒さを乗り切ろうと、6月19日にスイレン鉢の水草を受け皿に移しました。昨年より3か月早いことになります。
現在20匹ぐらいの稚魚が泳いでいます。

左側の乳鉢は、これでメダカの餌を擂り潰して稚魚に与えます。水面に浮いた腐敗物などは、ちぎって小さくしたチリ紙を水面に置いて付着させ、ピンセットでチリ紙を摘み出して取り除きます。水底にたまった老廃物は、大きめのスポイトで吸い取って除きます。


政治の世界はいらいらすることばかりで、何のプラスにもなりません。
暫くは、落ち着いた気持ちで、庭の生物や動物と戯れます。