ソバ打ち奮戦記

 見よう見まねで始めたソバ打ち、なかなかうまく行きません。一度専門家にも教えてもらいましたが、一度で上手くなるわけがありません。そんなわけで今日も一人で練習をしました。
 今日の課題は、伸した麺をたたんで包丁で切っていく時にくっつかないように、でした。原因はわかっていて、打ち粉が少なすぎるんですね。私はケチ人間でして、こういう時に私の性分が出てしまって、いつも失敗するんです。今回はくっつかずに麺がほぐれてくれました。

ごらんの通り、麺は太すぎで、不均一で、今後の課題です。でも味は旨いんですよ。
 その理由がわかってきた気がします。
私は今まで老舗のそば屋のソバが美味しいと思ったことがありませんでした。それより駅の立ち食いソバのほうがずっと美味しいと思っていました。
 そば屋さんでは、私はつゆ茶碗にワサビとネギの全量を入れてかき混ぜ、それにソバを十分くぐらせてから食べていました。ワサビとネギを余らせるともったいない(これもケチ人間の性分)ですからね。
 これがいけなかったんですね。薬味でソバの味が消されていたんですね。自分でソバ打ちすると途中の段階で味見をするので、ソバの本当の味がわかってくる(なんて生意気なことを言う)のかなー(なんてね)。
 ソバを美味しく食すには”薬味は控えめに”ですね。