今時庭の元気君(3)

仙台は雪の多い正月です。
そんな中で、庭石にへばりついているユキノシタの子株を見つけました。

別に珍しい植物ではありませんが、我が庭に最初からあった植物ではなく、数年前から見かけるようになりました。購入した何かの植物の苗に付いてきたのでしょうか。
写真の株は昨年伸びたランナーが岩に張り付いたようで、寒さにめげず元気いっぱいな若株です。
この植物、湿気の多いとこが好きかと思えば、岩の割れ目のような乾燥場所でも生きられる、水陸両用車でしょうか。
俗名でイドクサ、イケノハタ、ツユクサや、イシガキバナ、イシバナは生息場所を示していて納得です。
ではユキノシタの名前の由来は?、どうもよくわからないらしいですね。
(1)葉が白い花(雪)の下にある、(2)5枚の白い花弁のうち下の長い花弁2つを”雪の舌”にたとえる、(3)ユキとは井戸のことで”井戸の下”に生える、(4)平安時代の装飾の文様、などなど、私は感覚的に(1)を支持したいですね。