5000万年後に人類は滅亡する

NHKスペシャルでは、Y染色体が消滅するのが5千万年後だとか、そんな先まで心配することは全くありません。私は人類なんてあと数百年で滅びると思っています。
昔の夫婦は沢山の子供を産みました。平均して10人の子供を産んだと仮定して考えを進めてみます。10人の内、成人して生殖活動の可能な2人が生き残れば種族が保存できます。この二人は偶然生き延びた可能性もありますが、自然淘汰で生き残った優秀な遺伝子を持っている可能性が高いと考えられます。不幸にも途中で死亡した8人も、優秀な遺伝子を持っていたにも関わらず、たまたま疫病や事故で命を失った人たちが大部分です。中にはそのままでは生きられない遺伝子を持った人もいて、その人達は自然淘汰の篩いで排除されていたのです。
今の女性の平均生涯出産数は1.8人とか。現在は医療の発達で1.8人がほぼ100%生存できます。優秀な遺伝子とかそうでない遺伝子とか関係がありません。最初の1人と、2番目の0.8人に機械的生存権が与えられているのです。昔だったら生まれてきたであろう残りの8.2人には自然淘汰の機会すら与えられていないのです。
生物は優秀な遺伝子をふるい分けされて進化してきたわけで、人間も然りです。しかし、医学の進歩は人類の遺伝子の進化を止めてしまっています。現在は退化の道を猛進しているのではないでしょうか。
医学の発達は目の前の人を救うことに懸命です。しかし、人類の未来には背を向けてしまっているのではないでしょうか。
このまま遺伝子汚染(と言う表現が適切か解りませんが)が進めば、ある時(マイナスの遺伝子遺産に耐えかねて)カタストロフィー的に人類は滅亡するでしょう。その時期は数百年後ではないでしょうか。
ではどうすればいいか?。→成り行きに任せておきましょう。
宇宙線地球号では過去にいろいろな種が栄枯盛衰を繰り返してきました。人類もその例外ではないと思います。急速に栄*盛*した人類は、当然、急激に*枯*衰を迎えると思います。流れに逆らっても仕方がないでしょう。