エゴノキの虫こぶ

エゴノキに寄生する虫こぶを見つけました。中央の花のような塊はエゴノネコアシフシです。
エゴノキに付く猫の足のようなふし(=五倍子)ということでしょうか。
見にくいので本の写真をコピーしてみました。

バナナの房を小さくした感じです。実のような塊の先端が割れて中からアブラムシが沢山出てきます。上の写真は、既に割れてアブラムシが出てきた跡でした。
虫こぶというと、ゴツゴツした醜い形のものが多いですが、エゴノネコアシフシはきれいに創られています。
これと同様に見事に創られた代表が、コナラメイガフシでしょうか。コナラの木の枝に、ドングリが落ちた後でもまだ付いているあのイガイガです。とても虫こぶとは思えません。