やっと終わった町内会長(1)

退職して、2年前に
「これからは町内会のために何かをやってもいいですよ」
と言ったのが運の尽き、町内会長をやるはめになりました。
私としては、町内会長の下で縁の下の力持ちを引き受けるつもりだったのです。
ところが、(当時も今も)町内会長なんかを引き受ける人は誰もいなかったのです。そういう町内会の雰囲気も全く知らずに、やらされることになって2年、なんとかミスもなく、3月28日の総会を終えることができました。これも他の役員さんたちのヨイショのおかげと感謝しています。
さて、では新会長は誰が?、なんですが、最初は現会長の私が戸別訪問で探し回りました。しかし、引き受け手は現れませんでした。
「現会長の努力はここまでだ。後は新役員候補者の中で話し合って自分たちの中から出すべきだ。それでも町内会長になる人が出なければ、自分たちで、町内会の解散宣言をすればよかろう」
と投げ出してしまいました。そして、ようやく引き受け手が現れた次第です。
退職しても、またパートなどで働き始めて、時間に余裕がない人、親や伴侶の介護が始まって、時間的に予定が立てられない人など、ぶらぶら貴族は皆無のようです。
この先、このような高齢者が増えるばかり、町内会の活動は存在し得るのでしょうか。

東京から孫が来て上を下へのどんちゃん騒ぎ、こちらでもこの1週間は疲れました。これからしばらくは、女房と二人だけの静かな毎日でしょう。写真は孫に作らされたプラスチックチップの蒸気機関車です。半日かかりました。