東日本大震災(4)灯りに関して

懐中電灯は2個使うことにした
普通はサーチライト形の大型懐中電灯を、個人の用足しには単3電池2本で動く細長いのを使う。実は単3電池1個で使えるLED懐中電灯があったはずで、消費電力の少ないそちらを使おうと思ったが、どこを探しても出てこない。今朝気がついて車の中で発見したのだが後の祭りだ。実際には、懐中電灯捜し物の時ぐらいで使った時間はほんのわずかだが、枕元に置いて就寝する際の安心感はだいぶ違う。

夜間の照明はもっぱらローソク地震で倒れたときに火災にならないように、大きな皿を受け皿にする。ローソクは種類の違うものが3種類あったが、一番助かったのは長さ30cm、太さ3cmの大きなもの。1本で23時間持つらしい。明るさも他の2種に比べて全く違う、十分な明るさだ。
手品でカードに滑りをよくするために表面に蝋を塗る。ローソクを10cmぐらいに切って使うのだが、このローソクの太さが一番作業がやりやすい。2本セットのローソクを購入して、10cmを切り出して、残りは無用で転がっていたが、とんだところで役に立った。
手品は災害時にも役立つことが証明された。
夜は何もすることがないから7時半頃には床に、従って、ローソクの消費量も数センチぐらいで済んだ。ローソクの残量は30+10cmだ。今後停電事故が8回続いても大丈夫だ。