東日本大震災(5)、電池

地震直後の緊急作業を終えて、次は、乾電池の在庫を調べた。
単1電池8個、単2電池7個、単3電池14個、単4電池1個だった。
単1電池は、サーチライト形懐中電灯に4個使うとすると残りは4個しかなくて、心許ない。しかし、懐中電灯は電池の交換が必要なかったので、今でも8個が残っている。100Vと単1電池6本兼用のカセットラジオを使うことになっておればピンチであったが、幸いカセットラジオは使うことがなかった。
単3電池は小型の懐中電灯に2本、携帯ラジオに4本使用した、残りは8本だ。懐中電灯と携帯ラジオの電池がいつまで持ってくれるか全くわからないが、何とか凌げそうだ(希望的観測)。結果としてその後の電池交換はしなくて済んだ。
手回し充電式のラジオ兼ライトがあって、非常時に優れものと期待していたが、実際には、最初の数分を除いて活躍することはなかった。携帯ラジオは購入後しばらくしてボリュームがおかしくなって廃棄するのを忘れていた代物、ガリガリ音をさせながらも刻々変わる情報を伝えてくれたありがたいラジオでした。携帯ラジオは何台も買い換えているが、全てボリュームの故障だ。中国のメーカーにはぜひ改善を要求したい。これからは、視覚に訴える携帯テレビが必要だ(携帯電話は内部電池がすぐ無くなるので、非常用には向いていない)。
単2電池は柱時計の電源に用意していたもので、今回の出番はなかろうと思っていたが、携帯電話の充電用に利用された。携帯電話の充電器は電話の機種が代わるたびにコネクターが変えられていて互換性がない。同じDokomoの製品でもちがうのだ。私は極めてけしからんことだと思うのだが・・・。単4乾電池を入れて使用する古い充電器を壊して、単2乾電池4本で動く充電器を作った。

最近の電池は保存中の劣化が少なくなって長持ちをするようになっているので、日頃から、単1電池12本、単3電池12本ぐらいは保存しておくのが安心ではないかと思う。