春山の散策

今日の天気予報では、午前中は気温が20度を超える今年の最も暖かい日和で、昼からは一転して雷雨になって寒波が訪れると報道された。
午前中は足慣らしを兼ねて、近くの雑木林を散策することにした。
今の時期の雑木林は、風が吹かねば太陽光がよく入り暖かい、快適だ。しかし緑はまだ少なく、落ち葉の隙間からちらほら見える程度だ

可憐なシハイスミレがこっちに1株、あっちに2株、まばらだが、けっこう目につく。ナガハシスミレも咲き始めたが、株はまだ小さい。

あまり大きくないが、カタクリの群落を見つけた。ちょうど今が見頃だ。マンサクは花が終わり、キブシの花も色があせてきていた。
上空では、ヒガラ、ヤマガラシジュウカラがさえずっていた。
「テンキエー(=天気が良い)」、サシバも渡ってきたようだ。
この他には、ウグイス、ホウジロ、カケス、アカゲラハシブトガラス、トビ、キジバト、キジ、ツバメ、ヒヨドリなどでした。
気象予報の通りに、空が暗くかげってきたので、帰りはバスにする。
結局、歩いた距離は、携帯電話の歩数計では4837歩と大して歩いていなかったが、立ち止まったり歩いたりのくりかえしで1時間半以上が経過していた。気持ちの良い散策だった。
帰宅すると早速雨が降り出し、雷が鳴り、強風が吹き出した。
しかし、雨はパラパラ程度で降ったり収まったり、風だけが吹き荒れた、気温も高いままだ。これで天気予報は当たったことになるのだろうか?。