高速道路上の放射線空間線量率
10日に湯沢まで行きましたが、その間女房に運転をまかせて私は助手席で放射線測定をしました。
携帯放射線測定器(精度が良くない、応答時間が長い)で、助手席の窓の内側表面での測定です。数回測定の平均をとりました。車で走りながらの線量率なので、アスファルト表面の放射能は雨で流されてほとんど無いと思われます。周辺環境から水平方向に入ってくる成分の測定なので、土の上での測定に比べて、かなり低く出ているはずです。そのことをお含みの上でお読み下さい。
9:10 仙台市、家の中 0.026μSv/h
家の外アスファルト道路上 0.023
9:20 家から4km地点 0.041
9:39 東北高速、宮城仙台IC 0.052
仙台南IC 0.056
村田JCT(開けた場所) 0.053
” (切通し部分) 0.063
蔵王PA 0.083
白石IC 0.098
白石ICと国見SAの間 0.161
” 0.180
10:08 ” 0.277
10:10 福島県、国見SAの手前3km 0.468
10:15 (国見SAの草地の地上1m) (1.219)
(国見SAの駐車場の地上1m)(0.473)
10:23 国見SA発 0.385
10:30 福島飯坂IC手前10km
” (山の片斜面) 0.564
” (田んぼの中) 0.354
” (果樹園の中) 0.704
10:38 吾妻PA 0.500
10:46 福島松川PA 0.544
10:52 二本松IC (切通し) 1.003
” (田んぼの中) 0.605
11:04 郡山IC 0.613
11:26 阿武隈PA 0.388
11:50 西那須野塩原IC 0.561
12:00 矢板IC前1.5km 0.156
12:07 上河内SA 0.078
北関東高速、都賀西方PA 0.067
13:18 足利IC 0.049
14:00 赤城IC 0.094
14:18 水上IC 0.075
14:21 谷川岳PAの前2km 0.070
14:21 谷川岳トンネル内 0.053
14:28 土樽PA 0.048
14:32 越後湯沢IC前3km 0.039
走りながらなので、精度は悪いです。
切通しの箇所は斜面の土の中の放射能の影響で高く出ます。水田の場合は、水で洗い流されたり、泥の層に吸着された137Csが水の層で吸収されているためでしょうか?、低目に出ています。
高速道路上で測っての値なので、生活環境ではこの値よりもずっと高い線量率のはずです。
福島県は大変なことになっています。いや、137Csの半減期を考えると、これからも大変な事態がずっと長く続くでしょう。