つかの間の優越感

毎月第3日曜日の夜はマジッククラブの講習会が開かれる。
昨夜は、バルーンアートと称して、細長い風船を曲げたり節をつくって形を作る講習会があった。
「ねー、ねー、空気を入れるポンプが動かないんだけど」
「だめだよ、曲げて引いちゃー、真っ直ぐに引くんだよ。引く時も押す時も空気が入るんだから」
「ねー、ねー、風船の口の結び方が分からないの。どうするの」
「だから、こうやって、こうやると、こうなるだろう」
「それがうまく行かないのよ、もう一度やって」
「こうやって、こうやって、こうやるの。要するに、結び方なんてどうだって良いんだよ、空気が漏れなけりゃ」
「・?#%&!!」
「*$@”・*」
「あれ!、又風船が割れちゃった}
「&#¥^:&!!」
女房がこんなに不器用だとは知らなかった。

神様が、私に、つかの間(1時間半)の優越感を与えてくれた。
    神様、ありがとう



今朝は霧が深かったようだ。庭樹のいたる所に蜘蛛の巣がかかっていた。

いつもはほとんど目につかないが、霧滴がつくとまるで廃墟のようだ。
さて!、どうしようか?。