セールスマンとの会話

「ピンポーン」
「誰だろう?、せっかく気が入っている時に迷惑だなー、ヨイコラショット」
「ちょっとお待ち下さい」。「カチャリ」玄関の扉を開ける。
「こんにちは、私は**会社の営業の**です。今日はこの地区を回って製品のご説明をさせていただいています」
「ちょっと待って下さい。貴方も営業マンだったら分かっているでしょうが、商談が成立する確率は大変低いですよね。私ども客の立場から言えば、仕事を中断して貴方の相手をするけれども、結局お断りする可能性が高いわけですよ。その間の貴重な時間が貴方のおかげで無駄になるわけですよ。
そこで、私はこう考えました。
貴方の話を聞いてあげましょう。その対価としてお金を頂きたいのです。これは当然の理屈ではありますよね。
その契約を結んでから貴方のお話を伺いましょう。どうですか?。」
セールスマンの狐に摘まれたような顔。
「ああっ!、そう言うことですか。分かりました、では話は止めます」
「契約不成立ですね、どうぞお引き取り下さい」
「バタン、カチャリ」扉を閉める音。


セールスマンを怒らせると危険ですから、真似はしないで下さい。