仙台七夕の別の楽しみ方

私は人混みが嫌いで、地元ながら、数年来七夕を見ていません。
でも、死ぬ前にもう一度見ておこうか!!と、人混みを避けて6日開催早々の10時から観てきました。でも、この時間帯でも人が一杯でした。

さて、何を観ようかと、目に止まったのがこれです。
七夕飾りは竹に付いた滑車を介してロープで引っ張り上げるのですが、これはロープを巻いて留めておく部分で、竹の根元から1mぐらい上にセットしてあります。これが、飾りを出展する店で異なっているのです。

ロープを留めておくだけだから、どーでもいいや、見栄えにはこだわらず、と言うのがこの留め方

こちらは見栄えとロープ操作の効率を考えての、長年使っている巻き取り式です。

同じ巻き取り式でも、リール部分はプラスチックです。

この巻き取り式は便利で見栄えもいいと思うのですが、なぜかこの街の一角だけで使われているだけでした。

これが最もオーソドックスタイプ、立て板に横棒を付け、それぞれの横棒に飾りのロープを結びつけるものです。

これは2番目に多いタイプで、横棒に複数のフックを取り付け
それぞれに飾りのロープを留めるタイプです。

これは乱暴ですな。竹に横棒をガムテープでがんじがらめに取り付けて、今年限りの使い捨て仕掛けです。店主の顔を見たくなりますね。

同じような仕組みですが、こちらはきちんと横棒を針金で竹に取り付けています。これくらいはやんなくっちゃあね。

何しに来たか分かりませんが、たまには七夕飾りを見上げます。
綺麗ですね。


こちらはロープの滑り止め金具を用いた巻き取り部分。私はこんなのを見ると嬉しくなります。

この部分は見せ物ではありません、または、恥ずかしいから見ないで、さて、どちらでしょうか?。

飾りはたいした重さではないでしょうに、何回も結んでいます。店主はよほど慎重な方なのでしょうね。

ここまでは一番町通りの飾りで、昔ながらの見慣れた光景でした。大変綺麗でした(本当?、ちゃんと見てきたの??。て、言われそうですね)

ところが

この写真は中央通り:アーケイド街:の飾りです。
竹の棒を横に渡し、それに飾りをツル下げただけの飾り。以前はここにも竹を斜めに立てて、その竹から飾りを吊していたのです。道路には竹を立てるピットも(蓋をして)まだ残っているのですが、いつからこうなったのでしょうか。やはり、しなって曲がった竹から吊り下げなくては興ざめですね。

この祭りには毎年、”神の国は近づいた・・”、”悔い改めよ、さもないと地獄へ堕ちる・・”と交差点毎に4台のプラカードを持った集団が現れて、その内の1台は、スピーカーで騒音放送です。こういう集団はきっと地獄に堕ちるでしょう。