安倍のフォックスは信じられない

ついに秘密保護法は成立した。
官邸での記者会見では、(1)通常の生活が脅かされることはあり得ない、(2)今ある秘密の範囲が広がることはないとの説明のようだ。しかし(1)については、法律を運用するのは時の行政府で、安倍首相の後任がどう運用するかは保証されない。
(2)については、今ある秘密の範囲を出ないならば、新たな秘密保護法は必要なかった。今の範囲を広げる(=曖昧にして運用の自由度を広げる)ために作ったのは明かではないか。
(3)首相は、「私がもっと丁重に時間をかけて国民に説明すべきだった」と言ったそうだが、国民に説明する手段として国会がある。50時間足らずの審議で審議が尽くされたと強行採決をしたのは誰か??。これは明らかに矛盾している。
形式だけの公聴会を開いて、意見も聞かずに翌日には強行採決してしまった。国民の声は最初から聞く耳も持たず、説明もせずが安倍さんの本音であったと思うのだが。

こう言うのを安倍のフォックスと言う。だまされないようにしなくては。