再び会津へ

先週の会津喜多方は消化不良でした。そんな折、会津工人祭りなる催しが開かれる、という宣伝が朝日新聞に載っていました。
実は、昨年の鳴子こけし祭りで、みそ汁茶碗に朱塗りの椀を買ってきて使い始めたのですが、材質が薄すぎて、口触りが良くなくて、椀を持つ左手が熱くなって、薄い分内容積は大きいので、中に入れたみそ汁に量感がなくて、やはりろくろ引きの肉厚のお椀がほしいと思っていました。
そこで、みそ汁茶椀を買いに、匠の細工には興味があるので匠の話を聞きに、先週の消化不良の解消にと出かけることにしました。
今回は、地図であらかじめ下調べをして、カーナビをセットして出発でした。
只見川の美しい景色を見ながら予定時刻に会場につきました。

170余の屋台が開設されすごい賑わいでした。
行く前は、たたき上げの工人たちの集まりかなと思って期待していたのですが、当てが外れました。
個人で、木工細工、焼き物、アクセサリーなどを製作している工人の集まりでした。お目当てのみそ汁茶椀はどの店も、形が不揃いで、木地も悪く、その上に(安っぽいうえに)値段も高くて・・・、みそ汁茶碗はちゃんとした店で買うことにして購入をやめました。
屋台の中には、趣味で製作活動をしているグループもいて,製作の様子を聞くことができたのは収穫でした。マタタビのつるで籠を作るグループの人からは、マタタビのつるを4分割に裂く道具、それを薄くしごくナイフ、一定の幅に削る道具など、手作りの道具を見せてもらいました。道具と言っても、極めてシンプルな治具ですが、単純で効果覿面というのがいい道具ですね。これだけでも工人祭りに来たかいがあったと思いました。
そのほか、小細工用のカンナを3種類購入してきました。今すぐ使用する予定はないですが、マジックグッズ作りで、そのうちきっと使うだろう!、使えるといいな?、使うかもしれないな??、ひょっとしたら使うかな???、使わなかったりして・・・(だんだんトーンダウンする)。


只見川の景色も1枚載せます。近いうちに、ゆっくり温泉につかりながら只見川の旅に来たいですね。
そのうちきっと来るだろう!、来れるといいな?、来れるかもしれないな??、ひょっとしたら来れるかな???、来れなかったりして・・・。