キッテスグンシンダ

マジシャンだったら一度は演じたことのあるダンシングステッキ(=ダンシングケーン),ステッキ状の棒を空中に浮かせて躍らせる芸なんですが、古くからの芸で、新鮮味に欠けます。
演技の途中からステッキが逆さまに踊りだしたら面白いかなと作ってみました。

左側の白キャップに黒い棒は既製品のダンシングステッキ、右側のシルバーキャップと灰色の棒が今回の試作品です。棒の部分は、なるべく軽くて丈夫な棒が要求されますが、ホームセンターを歩き回って手に入れたのはグラスファイバーの釣竿でした。4本つなぎのうち3本目の一本しか使わないのですが、値段は850円で、普通のパイプを1本買うより格安です。キャップの球はクリスマスツリー飾り用のボールで家にたくさんありました。しかしこのボールの欠陥は、ぶつけたりすると割れやすいこと,交換し易いようにねじ止めの細工が必要でした。
試作品を試してみると、期待どうり、逆さまに踊らせることができました。それに、きわめて操作しやすいステッキであることもわかりました。既製品の重さが87gに対して、試作品は45gしかありません。軽いことはいいことで、*(秘密)にかかる負担が小さいので細い*を使用することができます。
でも、練習をしていてハタと気が付きました。仕組を知っているマジシャンは、ステッキが逆さまにダンスを始めたらびっくりするかもしれないが、一般客から見れば、ちゃんとダンスをしようが逆さまにダンスをしようが、不思議さは変わりがないのではないかと。
でも、せっかく作ったから、演技の方法で何とか活用できないかと、演技の仕様を考えてみることにしています。
パソコンをっ買い換えてから文章書きがなかなかうまくいきません。ようやく写真にも加工ができるようになり、写真を挿入した最初の説明書が完成です。

windows8.1を使ってみてイライラするのは、とにかくおせっかいが過ぎますね、慣れれば便利になる機能なのでしょうが、「あれ!!、何が起こったんだ」、「どうしよう、どうしよう」ということがまだ多くあります。


(おわび):タイトルが逆さまになってしまいました。訂正しないでお詫び申し上げます。