ぶっつけ本番の旅

パソコンから日本語入力ができなくなって、このコーナはしばらく休みでした。
原因は私のミス、画面を大きくし過ぎて、入力インジケーターが表示できなかっただけなのですが、これが解るまで2日もかかりました。情けない話です。
さて、25日水曜の朝ですが、ニュースでJR石巻線が開通になったと報道されていました。この線は女川と石巻をつなぐ鉄道で、震災で4年間不通になっていたものです。
ニュースでは復興の名物にカレーを売り出し中とか、それに協力してあげようと急遽女川行きを決めました。
家の近くのバス停から9:06分発→9:30頃落合駅下車
9:42JR陸前落合発(仙山線)→10:10頃JR仙台駅着
10:21JR仙台駅発(仙石線)→11:01JR松島海岸駅着
仙台駅で初めて仙石線がまだ開通していないことに気付き、とりあえず行けるところまで、と決めました。松島から代行バスですが、待ち時間が44分もあり、しばらく駅周辺を散歩。
11:45松島発(代行バス)→12:23矢本着
松島から矢本は車で15分もあれば行けるのでしょうが、代行バスは途中のJR駅を忠実に巡回して行きました。車中で、松島で買ったカレーパンを食べて昼食にする。
12:48JR矢本発(仙石線)→13:02JR石巻
次のJR石巻線が今回開通した線だが2時間に1本のローカル線、発射まで1時間20分もあるので、被災地を見下ろせる日和山までタクシーで行くことにする。

高台から遠望する限り、復興の様子は見て取れない。
その後ヘマをして、時間ぎりぎりに石巻駅に戻る。
14:22JR石巻発(石巻線)→JR女川駅
宅地造成地の真ん中に女川駅の駅舎と多目的交流施設(まだ未完成)の2戸のみで、工事関係者と観光客以外に生活環境を想像するものは何もなし。これから16:36の帰りの時間までどう時間を過ごせばいいのやら。女川駅

駅舎の反対の海側

とりあえず漁港まで行ってみようと歩き始めるが、迷路の先は行き止まり。工事関係者に道を尋ねると、駅のさらに後ろ側を大きく迂回して行きなサイトのことだった。
私たちは南三陸町で支援活動をやってきたが、南三陸町では至る所に手作りの看板があって、工事に伴って、行く度に道順は変更されるのだが、看板はそれに応じて位置を変えて書き直したりして迷うことなく行動できた。復興市場も看板や垂れ幕を掲げて、観光客が震災で遠のかないようにと、必死の努力が続けられていた。ところが女川はどうだろうか、そのような努力は皆無で、女川町役場、復興市場、仮設住宅などのどう行けばいいのか、地元の人しかわからない。
「女川は完全に回復したから、どうぞ」、では遅すぎるのではないか。
女川町は大丈夫か???。が私の実感でした。
16:36JR女川駅発で小牛田に出て東北本線で帰りましたが、仙山線が遅れてバスに乗り遅れたりして家に着いたのは20:30でした。
何のために行ったのか、無駄な1日でした。