踏台を作る

今までは、縁側から庭に降りる場所に、ブナの切り株を利用した踏台を置いていました。この台は20年以上前でしょうか、植林のボランティアをやった時に、現場に転がっていた切り株をもらってきたものです。最近踏台の端に乗るとカタカタ音を立てるようになりました。
 
私と女房のスリッパを置くには少し狭くて、年のせいもありますが、最近この上でバランスを失うことが出てきました。もう少し広くて安全な踏台を作ることにしました。
○踏んでもカタカタしないこと、○台がひっくり返ることが無いこと、が条件です。家は土台のコンクリート壁から4cm出っ張って置かれているので、出っ張りの下に隙間なく踏台を差し込めばひっくり返る恐れはなくなると考えました。しかし、踏台のバランスが悪くてカタカタして移動して外れるとひっくり返る恐れがあります。そうならないように、”現場合わせ”で作ることにしました。一番の要点は、脚の長さがぴったり出来るかどうかです。2か所に踏台を作ることにして実測してみると、場所によって長さが違っていることが分りました。
踏台の脚が治まる場所を特定して、その場所の寸法を測り、鋸でその寸法どうり切断しました。組み立ても現場でねじ止めです。出来上がりは

ぴったりと家の出っ張りに収まって、カタカタしません。乗っても、しなうこともなくびくともしません。現場合わせでは、微妙な寸法の修正が後の工程にしわ寄せられて、最後にはめた部分に2mmぐらいの隙間ができましたが、安全上には問題がありませんので”よし”としましょう。
材料費は  4cm×9cm×180cmの板4枚で 1,200円
      2cm×9cm×180cmの板4枚で  800円
1台1,000円でできましたが、木ネジ代は含まれていません。