大風が吹きました

木曜日の昼から金曜日の朝にかけて、東北地方は大風が吹きました。
朝6時、まだ風が治まりませんでしたが、向かいの土手に折板鉄板が落ちていました。折板鉄板とは工場の屋根にも使われる2m×1mぐらいの丈夫な屋根材で、薄手で、駐輪場の屋根に使われるような波板鉄板とは強度が全く違います。
 こんなのが風に飛ばされて人間を直撃すると大変です。発生源は近くの資材置き場です。工事用の丸管で小屋を建てて、使い古しの折板鉄板をふいた小屋がいくつもあります。
以前から、風が吹くとカタカタ音を立てていて心配していたのですが、昨夜(木曜日)の風で6枚以上も飛んでしまったのです。
 10年ぐらい前でしょうか、やはり強風で建材が飛んで、その時は隣の駐車場などが壊されて、当時私は町内会長をやっていて厳重に抗議をしたのです。今回は事故にはなりませんでしたが、まかり間違えが人身事故になりかねませんでした。
 現町内会長に連絡して、市役所のまち課(仙台市手は、困りごとはまずまち課に相談すれば、しかるべき課に連絡して対応してもらえる)と連絡を取ってもらったところ、午後になってから、まち課から私に問い合わせがありました。
「まち課ですが、現在どういう状況ですか、交通の邪魔になっているのですか」
「もうすでに誰かが撤去しました、障害にはなっていません」
「そうですか、もう解決したのですね、被害もなかったのですね」
と、一件落着、こんなことで連絡するな、というような話っぷりでした。
「そういう問題ではないのですよ、今回は何もなかったですが、折板鉄板が5枚も風に飛ばされたんですよ。運が悪ければ死傷者も出ていますよ。この会社は以前にも事故を起こしているんですよ、厳重に注意してください」
これに対しても積極的な応答はありませんでした。


役所というところは
    事故を起こしてからでないと動いてくれない

これでいいのでしょうか???。