気の乗らないマジック練習

11月24日に老人福祉施設でマジックを演ずることになっているのですが、最近は、困ったことに、練習に気が入らなくなってきました。切羽詰まってきて、ようやく練習を始めたのです。
新しい施設なので、私の得意なのを選べばいいのですが、気分転換に、今回は、古い手品もやってみようと、新聞紙をやぶいて又復元する手品を取り入れることにしました。
新聞紙は予めたたんでタネにしておくわけですが、たたみ方を忘れました。その時のために、たたんだ見本をしまっておいたのですが、なんと、見本が2つも出てきて・・、しかも、そのたたみ方が違っていたのです。
そのような時のために、写真入りの説明書も作っておいたのですが、手品を始めてまだ初期の頃の説明書で 、要領を得ない?、間違った説明?で、私の文章能力にがっかりでした。
ようやく手順を完成して、説明書も書き直して、演技の練習ですが、こんな古い手品でも実に奥が深いですね。
”ここで左半身から右半身になって、右手で新聞紙の右上隅を逆手にとって、そのまま手を返してと・・・、又左半身になる所で「しまった」という表情をして・・・”などなど、細かい配慮をしなくてはなりません。バカにしていた手品ですが、年をとると、ちゃんと演ずるのは大変ですね。脱帽です。

話はがらりと変わりますが、マギー司郎さんのお惚けのマジック、成功しているのか失敗しているのかわからないようなマジックですね。単純なマジックに見えますね。でも、ビデオを繰り返し見てみると、実は細かい動作まで計算しつくされての演技なのですね。私も、あのようなマジックをしてみたい。