可動式小型脇棚

これは2回目の登場ですが、作った時には邪魔な工作物にならないかと半信半疑だったのです。しかし、今やこたつの脇にはなくてはならない棚になりました。どのように使っているかを紹介します。

棚の下には4個のキャスターが付いていて転がして何処へでも移動できます。左下のスペースには世界地図、日本地図が入っていて、TVに出てくる地名がすぐ調べられます。読み始めた雑誌などもこの中です。右下の棚は私の常備薬、大型の虫眼鏡です。虫眼鏡は作った当時は天板の上に立てておいたのですが、重大なミスを発見しました。レンズを立てておくと、直射日光で天板上に焦点を結んで、火災が発生する恐れがあります。
気が付いてよかったです。早速、日光で焦点を結ぶ恐れのない右下に移しました。右上の棚は筆記用具とハサミなどです。天板の上は、手品で指先訓練用のカード、リング、輪ゴムなどを置いています。虫眼鏡をセットしておこうとした場所は孫の手と定規です。以前は、孫の手は床に転がしていて、足で踏んで痛い思いをしたことがありますが、こうしておけば安全です。女房が遠くに置いたTVのリモコンも引き寄せるのに便利です。
右側のピットは以前は孫の手が入っていたのですが、そこに今は野鳥観察用の望遠鏡が収まっています。これは大変便利です。それまでは、庭に来た野鳥などをすぐに観察するために、三脚を開いたまま部屋に立てて置いたのですが、結構邪魔になっていました。三脚を取り寄せる動きを感じて、鳥が逃げてしまうこともありました。棚にセットすることにより、その二つの不都合が一気に解消されました。こたつに座ったまま、体を90度ひねるだけで、すぐに野鳥を観察できるのです。そのために、望遠鏡の高さも調整してあります

ぐうたら人間の工作物とお笑いください。(こたつの周りには女房用のもあります)


この工作物の最大の欠陥は、下に付けたキャスターです。車輪が小さくて、畳の網目の凹凸でもガタガタ振動して、特に掃除の時などに、天板の上のものが転げ落ちることがあるのです。カーペットの端も乗り越えてくれないので、持ち上げて移動しなくてはなりません。そのうちに、もう一回り大きいキャスターと交換しようと思っています。