ヒヨドリからクロッカスを守る

我が家でも黄色いクロッカスが咲き始めました。3年前まで、何故か黄色い花だけがヒヨドリに食い散らかされました。行儀の悪いヒヨドリは葉と花を一緒に啄ばんでから、花の蜜を吸うのでしょうか、葉までちぎられて、被害甚大でした。そこで、一昨年は、株の周りに棒を立てて幾重にも釣り糸を張りめぐらせたところ、ヒヨドリは全く近寄らなくなりました。
昨年は粗目に張り巡らせたのですが、それでもヒヨドリは全く寄り付きませんでした。
さて今年ですが、さらに粗目に、釣り糸を地上から10cm、20cmの2段にだけ張り巡らせてみました。小鳥がが飛び込もうとすれば、容易に飛び込んで抜けられる間隔です。ヨレヨレの使い古しの釣り糸が見えますか?。

でもヒヨドリはやって来ませんでした。しかも、写真左側のクロッカスは、釣り糸のフェンスの外側にありますが大丈夫でした。
ヒヨドリ短足で、地上歩きが苦手です。樹上からは、飛び降りるスピードで揚力を得るのですが、地上ではそれができません。地上から舞い立つのも苦手なのです。従って、舞い上がるのに邪魔なフェンスの近くには寄ってこれないのでしょうか。このフェンス、見栄えはさておいて、効果は抜群ですね。
スズメもフェンスの50cmぐらい近くには寄ってこなくなりました。
もうじき、青や白のクロッカスも咲き始めますが、釣り糸フェンスは設けません。

面白いのはジョウビタキです。1日に何回かは雌のジョウビタキが庭に巡回してくるのですが、釣り糸フェンスは無視して、その下の地上で餌探しです。面白いものですね。
ぶらここさんのブログでは、黄色いプリムラの花弁が何者かに食いちぎられたとか、写真で見るとシロハラでしょうか。この鳥はやぶの下に潜り込むことも好きですから、釣り糸フェンスでは無理ですね。ネットで覆うとかしないとだめかもしれません。