自業自得

昨日ですが、春菊を食べあさっているヒトリガを見つけ殺してしまおうと殺虫剤を取りに行ったすきに見失ってしまいました。この毛虫は逃げ足が速いですね。
今日また見つけたので、逃げられないうちにと、足で踏み潰すことにしました。右足のサンダルで踏みつぶしたつもりで足を手前に引きました。ところが土が柔らかくてまだつぶされていなかったようでした。
足を手前に引いたときに毛虫の尻がサンダルの下から露出してしまったようです。
{何だ!、足の指先がネチャネチャするぜ?」
「ウッヒャー、気持ち悪ーい」


この時に、60年前同様の体験をした記憶が、脳裏から飛び出して来ました。
小学校の4年生の頃だったと思うのですが、学校から帰ると、私はよく下駄をはいて遊び歩いていました。
道端に大きな栗の木があって、その下にシラガダイ(と言っていましたが、ヤママユガの幼虫です)が歩いていました。ヤママユガの成虫は、夏の夜になると、明かりを求めて部屋に入ってくる気味の悪い蛾で、大嫌いな昆虫でした。(当時は網戸はなく、戸は開放されていました)
そんなわけで、昼間にシラガダイを見つけると、足で踏みつけて殺していたのです。
その時も躊躇なく、下駄の歯で踏みつけたのですが、シラガダイの下半身が下駄の歯から出ていたようです。踏まれた時にシラガダイは下半身を上に反り返らせて、尻から臓物を私の右足の甲に噴射したのです。その時の気味悪さを、今でも鮮明に記憶しているのです。
右足は裸足のまま、ケンケンで、清水のある場所までかけて行って洗ったのですが、いつまでも臭いが足に残っているような気がして・・、苦い思い出です。

大きな芋虫を殺す時は気を付けましょう。
!!素足の露出は厳禁!!