外来植物、ゴウシュウアリタソウ

6/20のブログで「庭の双葉たち」を書きました。その後本葉が成長を始めて、三種類のうち、二種類はスギとモクレンと解りましたが、もう一種類の4つ葉様の双葉はいまだ何かが判りません。図鑑を片っ端からめくってそれらしいものを探してみようとなりました。
ページをめくっていくとゴウシュウアリタソウでストップしました。
「あれっ!、これは庭の厄介者のトキンソウに似ているな、今までトキンソウと言っていた雑草は、もしかして、ゴウシュウアリタソウの間違いだったかな」
早速庭に出てチェックしてみました。
庭の歩き回る地面に出ていたのは、トキンソウで間違いなしでした。

しかし、庭の一角を畑にしているのですがその付近にはびこっていたのは、なんと!、ゴウシュウアリタソウでした。

ゴウシュウアリタソウ(豪州有田草)は、図鑑によれば、オーストラリア原産の1年草、各地の荒れ地や鉄道沿いによく生えているとありました。葉の裏に黄色い腺点があり、独特のにおいがあると書かれていますが、その特徴も確認できました。
昨年まで隣の空き地を借りて畑にしていたのですが、そこに生えていたのはほとんどがトキンソウでした。従って、ゴウシュウアリタソウは最近になって我が家の庭に進出してきたと思われます。
我が家に持ち込まれたルートとしては、園芸店から購入した、牛糞肥料、園芸用培養土、黒土、種苗用土、腐葉土、キュウリやトマトなどの苗のポット、などが考えられます。
購入した黒土からは、イネ科の雑草やカナムグラ、マツヨイグサの仲間などが生えてきましたが、ゴウシュウアリタソウの芽はは出てきませんでした。園芸用培養土やポット苗から持ち込まれたのかもしれません。
ゴウシュウアリタソウ、トキンソウ、トキワハゼ、スベリヒユなど、取りにくい小さな株で、吹けば飛んでいく小さな種子を沢山生産する雑草は困ります。